その昔「タイは若いうちに行け」というキャッチコピーに乗せられて行ったとき、
ファッション系のお買い物と言えばタイシルクと、偽物のスニーカー、変な日本語のTシャツぐらいでした。
街のファッションもTシャツに短パンといったラフなものが主流で、
女性でキャミソールワンピースなどを着ているような人は夜の商売のお姉さん、という印象でした。
あれから15年以上が経った今、とあるタイのシューズブランドが日本を賑わしています。
そのブランドは「mywarisa(マイワリサ)」
http://www.mywarisa-online.jp です。
タイの女性デザイナーさんが自分が履きたいフラットシューズがないことから、
自作し、フリーマーケットで売り始めたのがきっかけで、2010年にバンコクにお店を構えたのだそう。
たちまち人気となり、その後日本でのネット販売が好評だったことから
2013年7月に東京・代官山にもショップができました。
開店時にはタイ人イラストレーター、ウィスット・ポンニミットさんの人気キャラクター、
マムアンちゃんが描かれたフラットシューズが販売され、大反響を呼びました。
そのシューズはシンプルで履きやすい統一フォルムのフラットシューズで、
柄布からレース、メタリックなど様々な素材でバリエーションを出しています。
プライスはおよそ9000円(日本での価格)とお手頃ですが、タイでは約半額で買えるとの情報も。
15年前はお世辞にもファッション先進国というわけではなかったタイですが、
徐々にワールドワイドのトレンドに追いつき、今では世界にそのファンを持つまでになったのです。
いま、タイの国で仕事をしたいという日本人が増えているそうです。
タイに転職していくときに、シューズブランドを視野にいれるのも一考ではないでしょうか。